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アリフ・ラーム・ミーム。

それこそは,疑いの余地のない啓典である。その中には,主を畏れる者たちへの導きがある。

主を畏れる者たちとは,幽玄界を信じ,礼拝の務めを守り,またわれが授けたものを施す者,

またわれがあなた(ムハンマド)に啓示したもの,またあなた以前(の預言者たち)に啓示したものを信じ,また来世を堅く信じる者たちである。

これらの者は,主から導かれた者であり,また至上の幸福を成就する者である。

本当に信仰を拒否する者は,あなたが警告しても,また警告しなくても同じで,(頑固に)信じようとはしないであろう。

アッラーは,かれらの心も耳をも封じられる。また目には覆いをされ,重い懲罰を科せられよう。

また人びとの中,「わたしたちはアッラーを信じ,最後の(審判の)日を信じる。」と言う者がある。だがかれらは信者ではない。

かれらはアッラーと信仰する者たちを,欺こうとしている。(実際は)自分を欺いているのに過ぎないのだが,かれらは(それに)気付かない。

かれらの心には病が宿っている。アッラーは,その病を重くする。この偽りのために,かれらには手痛い懲罰が下されよう。

「あなたがたは,地上を退廃させてはならない。」と言われると,かれらは,「わたしたちは矯正するだけのものである。」と言う。

いゃ,本当にかれらこそ,退廃を引き起こす者である。だがかれらは(それに)気付かない。

「人びとが信仰するよう,信仰しなさい。」と言われると,かれらは,「わたしたちは愚か者が信仰するように,信じられようか。」と言う。いや,本当にかれらこそ愚か者である。だがかれらは,(それが)分らない。

かれらは信仰する者に会えば,「わたしたちは信仰する。」と言う。だがかれらが仲間の悪魔〔シャイターン〕たちだけになると,「本当はあなたがたと一緒なのだ。わたしたちは,只(信者たちを)愚弄していただけだ。」と言う。

だがアッラーは,このような連中を愚弄し,不信心のままに放置し,当てもなくさ迷わせられる。

これらの者は導きの代わりに,迷いを購った者で,かれらの取引は利益なく,また決して正しく導かれるい。

かれらを譬えれば火を灯す者のようで,折角火が辺りを照らしたのに,アッラーはかれらの光を取り上げられ,暗闇の中に取り残されたので,何二つ見ることが出来ない。

聾唖で盲人なので,かれらは引き返すことも出来ないであろう。

また(譬えば)暗闇の中で雷鳴と稲妻を伴なう豪雨が天から降ってきたようなもので,落雷の忍さから死を忍れて,(威らに)耳に指を差し込む。だがアッラーは,不信心者たちを全部取り囲まれる。

稲妻はほとんどかれらの視覚を奪わんばかりである。閃く度にその中で歩みを進めるが,暗闇になれば立ち止まる。もしもアッラーが御望みならば,かれらの聴覚も視覚も必ず取り上げられる。本当にアッラーは,凡てのことに全能であられる。